7
これが何の数字か分かるだろうか、
そう・・・この日記の主人公となっているギルドが負け続けている回数だッ!
拠点戦が始まったかと思えば倍以上の敵に狙われ、ものの数十分で叩き潰される
そして赤戦で内乱を起こし欲求不満を解消する毎日!
いつもの大群に襲われ瓦礫の山となった拠点に筆(キーボード)を投げつけ、ある冒険者は叫んだ。
DNG「もう純粋に勝ちたいよォッ!!!」
彼は拠点戦の書記担当、ヘイトを操作するべく都合の良い記事をでっちあげるのが仕事だ。
しかし連敗が続き、彼のモチベーションはフィラク監獄の最下層まで落ちていた。
そして迎えた今回の拠点戦、敗北すれば「次回作にご期待下さい」とツイートし逃走しようかと検討していたところだ。
(その影響で前半の動画を撮り忘れた為SS少なめです)
それではハーピー達が食い入るように上空から観戦していたと言われる拠点戦の記録を見ていこう。
参加ギルドは5つ、
なぜここに建てたのか分からない空き巣は5分で解体されていた。HAHAHA!
参加人数は開始時点で僅か15人。
毎度の如く多数から攻められ一人1PT(5人)の撃破がノルマとなるブラックギルドの社員にとって
この状況は絶望的としか言いようがなかった。
だが幸いにもギルド南と南西が戦いを始め、残った西とのタイマンから始まった。

西vsBounder(素材:いらすとや)
まだ時間があるので参加人数が増えることを祈り、増援組が戦えるよう設備を守り続ける
戦略的な闇200の爆撃を受け死に絶えていく味方もいるが、すぐに砦が落とされることはなさそうだ。
しばらくして南と戦っていた南西が落ちた。
さて、残った南はどこへ攻めるだろうか・・・

西 + 南 vs Bounder
で す よ ね (⦿_⦿)
筆者はまたしても筆を投げた。(そしてギルマスに当たった、明日クビになるかもしれない)
こうして2ギルドからの猛攻を受け砦はみるみるうちに崩壊していく・・ッ!
「もう投げる筆がないよ・・」と落胆したその時、奇跡が起きるッ!!!
南がタゲを変えたぁぁぁぁぁッッ!!!!(ง’ω’)งウオオオオッッ!!!
攻めに来ていた西も砦が危うくなり撤退ッ!まだ砦が生きてるッ!あぁ、拠点戦の空気がおいしい!!
ニコチン中毒ならぬ拠点戦中毒な彼らはその空気を贅沢に吸い込みながら便乗し始めた。
2タゲする側めっちゃ楽しいィィッ!(ほんとすいません)
大群から襲われる側の気持ちはとても理解できている、故にその苦しみも分かる・・・
だが7連敗だッ!!そろそろ勝ちたいんだッ!!
砦から離れようとする敵を血眼で追いかけ、
敵が無敵にもかかわらず大技をぶっぱなし続ける。
今の彼らは「勝利に飢えた獣」
そんな獣を含めた2ギルドによる猛攻は続き・・
ギルド西が落ちた。
残り時間は30分、ギルドは自分と南のみッ!
事前に大砲で南を攻撃していたため、敵の設備はかなり削れているッ!
敵が西を倒したのち、そのまま自砦へ突撃してきたが一部のメンバーは敵軍へ攻め込むッ!
既に最後まで生き残れた時点で近々の拠点戦では上位に入る白熱ぶりを見せており、
士気は最高潮まで高まっていた。(ドゥームも上機嫌で咆哮に失敗し私を落馬させた)
既に突撃している攻撃部隊の増援として敵陣へ駆けつける。
敵陣は手薄だッッ!!(ง’ω’)งウオオオオオオッッ!!!!
既に大砲で設備を損壊させており、西が落ちたと同時に攻め始めたため敵陣は押せているッ!
敵の兵器は火箭のみとなり、復活した敵もリスキルができているッ!
すこし攻めが続き・・
斧を振り始めたッ!
だが待てよ・・・敵陣に敵が少ないという事はつまり・・・
自陣に敵がいるってことだよなァァッ!!!
自陣もほぼ同じタイミングで斧が張り付き始めているッ!!
まさに歩兵の交換っこだ!!(⁎˃ᴗ˂⁎)イイゾ!
敵陣の指揮官はこちらの指揮官と同じく勝利を追い求める熱い人物に違いない・・・ッ!!
お互い相手の砦に歩兵が多いというこのカオスな戦況がそれを証明しているッ!!
つまり・・・
この戦いはキャリーにはならねぇッ!(ง>ω<)งアツイゼェェェッッ!!!!
残り時間は18分ほど、お互い7割以上の戦力を相手の砦へ投入し驚異的な早さで耐久度が減っていく。
そして敵の指揮官は戦況を盛り上げてくれるプロに違いない、自砦の攻めが収まったと思った瞬間。
奥義「集結」を発動したッ!!
(書記:最高のタイミングだぁぁぁッ!!!)
多くの歩兵を攻めに回しており自砦は手薄ッ!この状況で攻められればひとたまりもないッ!!
自砦が危うい・・・このまま筆を投げる日々が始まってしまうのか・・ッ!?
そう思った瞬間、通常では考えられない効果音が発せられた。
ピコンピゴゴゴゴゴゴゴン”!!!!!!!!!(キルログの音)
怒涛のキルログ・・・ッ!!劣勢だった自砦の戦況は一人の冒険者によりひっくり返された。
闇100でおよそ2PTを吹き飛ばした彼女の名前は

盗撮した写真
仮名:MY氏だ。
彼女の名前は仮名MY氏、Bounderで最強と呼ぶに相応しい戦力を持ち
もはやその火力と耐久力は歩兵と呼べる代物ではなく象一頭や1PTに相応する。
戦闘においては一人で前線を形成する上に多くの(敵)冒険者から非常にモテモテであり、
それは敵陣に飛び込むと1PT以上が食いついている場面をよく目撃するほどだ。
今回敵が密集していたことにより、かなりの兵をまとめて観戦モードへと吹き飛ばした、最高にCOOLッ!!
情報によると近くに不退があるらしく、MY氏とブルドーザー氏によりほぼ破壊寸前とのことだった。
MY氏とブルドーザー氏により不退は手薄のため破壊してほしいとの遺言を聞き届け、現場へ急行する。
後は任せろォォォッッ!!!!🐎ドゥゥゥゥゥムッッ!!!
敵の不退は破壊され、いつもはすぐに奥義を使ってしまうBOSSがついにアレを使った。
奥義「集結ッ!!!」 (ง’ω’)งイクゾォォォォォッッ!!!!
残り時間は15分ッ・・!!
お互いに不退を使いあい、集結を撃ち合い、ありとあらゆる手段を使い終わった。
両者ともに守る気などほとんどないッ!!最高潮まで盛り上がった戦況はさらなる盛り上がりを見せていくッ!
そして斧を振ったり排除を繰り返すこと数分後・・・
拠点戦が終わった、攻めを極めるギルド同士の衝突でキャリーはまずないだろう。
では勝敗は・・!?
勝利だぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!!。°(˃Д˂)°。ヤッタァァァァッ!!!!
こうして少人数で始まり、絶望的に思えた拠点戦は久しぶりに感動の勝利となったッ!
この決着はお互いの指揮官が全防衛という選択を取らなかったため着いたに他ならない、
どちらかが敗北を恐れ守りに徹していれば時間がそれを見逃さなかっただろう。
個人的には決着が着いたほうが面白いと考えているので、
今回戦場にいた最高にクールな指揮官たちに敬意を表する。(訳:マジリスペクト!)
最後に勝利を記念したSSを貼っておこう。

撮影中にトイレ

めっちゃ写ろうとする人たち
おわり。