今回は「これが拠点戦だ。」と公式のPVに採用しても問題が無いほど情熱的な戦いだった。
それではハスラ崖で魔王軍と勇者たちが繰り広げた死闘を見ていこう。

どれが魔王かは、すぐに分かる。
戦場は昔どんご氏がよく狩りをしたハスラ崖、砦の数は5つだ。
実は今回の拠点戦どんご氏は諸事情により寝ておらず、とても眠かった。
そして同時にあらぬ事を願っていた。
「早く終わってほしい_( _´ω`)_ペショ」
なんたる身勝手極まりない考えだろうか、
少しでも長く楽しみたいと願うメンバー達の耳に入れば
覚醒バフを乗せた上でボコボコにされるに違いない。
だが、戦いの行く末はどんご氏の願いを清々するほど勢いよく踏みにじってくれた。
まずは索敵を終え、攻める先を決めようとした時に最初の事件が起こった。
ほぼ全てがギルド南を攻め始めたのだ (⦿_⦿)
おびただしい量の白点がギルド南になだれ込んでいた。
待て!今日は違う!今日はこっちに来てくれよ!
メンバーには悟られないように複数タゲが生まれることを祈ったが、
願いは叶わず初動で我が忌まわしき砦「魔王城」がフリーになったのだ。
ならば・・・
南の城を落とし、複数タゲを生むしかあるまいッ!!(ง0ω0)งオラァ!!
ギルド南は同じ拠点になるとBounder魔王城へほぼ必ず訪れる、常連の勇者たちだ。
何度魔王城を壊そうと(次の拠点戦で)また魔王城へ攻めにくるのだ。
普段とは逆の立場になった魔王軍はかつてないほど活気に満ちており、
VCは魔王軍らしい野蛮なワードが飛び交っていた。
(チャットで発言すれば「*」の羅列となるだろう)
記載し忘れていたがなんとも不幸な(いつもなら幸運な)ことに、
今回はメンバーが30人フル参加しているのだッ!!!(˃Д˂)ツヨイ!!!
なんで今日なんだッ!早く終わってほしいというのにッ!
さらに、最近姿をくらませていた魔王軍(Bounder)の魔王幹部(強い人)が
久しぶりに再臨(復帰)しているため魔王軍(Bounder)は戦力がいつもの数十倍に跳ね上がっていた。
魔王幹部(強い人)は一人でラインを形成するほどの実力を持っている。くそう!心強すぎるッ!!
攻めは圧倒的に優勢、これは長くなりそうだと思った矢先に朗報が入ってきた。
超南の勇者たちが攻めてきたのだッ!ナイスッ!グッジョブッ!エクセレントッ!
私は遊撃部隊として行動するため魔王城へ帰還した。
そして思いもよらない光景を目にすることになる
すでに超南勇者一行、ほぼ壊滅してた・・・0(:3 _ )~チーン
魔王幹部の再臨、フルメンバーの参加。
様々な条件を満たした魔王軍は強すぎたのだ。
常連勇者の城を破壊しながら、魔王城に近づく超南勇者たちを蹴散らすことなど造作もない。
だが、しばらくして大砲が飛んできているとの情報が入った、
よし!これで不利な状況になり早く終わるはずッ!
魔王軍 兵器対策部隊が大砲の破壊に手間取れば戦況は不利になってくれる。
喜んだのも束の間、あることを思い出した
兵器対策部隊、自分だった・・・:(˃-˂):
今回、兵器対策部隊のメンツはブルドーザー氏とこの私、ドンゴウロスだ。
大砲の破壊が命ぜられたときには既に現地についていたり、
もはや発射する前に破壊することもあるほど大砲への憎悪を魔王軍によって植え付けられている。
継続してエリアを駆け回り大砲を破壊し続けていると良いニュースが流れた。
[アナウンス]:魔王軍が常連勇者の城を焼き払いました。
常連勇者の城が落ちたッ!
戦況が動いたということはどこかのギルドが戦略を変えて魔王城を攻めてくれるかもしれないッ!
と期待していたが、やや南が数人訪れたきりでそれ以降は北とやや南が戦闘を開始。
これにより魔王軍は超南との一騎打ちが始まっていた、
まだなのかッ!?この魔王城を落とせる真の勇者が訪れるのはッー!!
眠気に襲われながら苦しんでいると、それは突然現れた。
北の勇者たちだッ!(⁎˃ᴗ˂⁎)Foooo!!!
やや南の勇者から攻められているにも関わらず、彼らは少数精鋭の部隊を魔王城へ送り込んだ。
上位の戦場でも活躍する彼らの戦力をもってすれば魔王城とてひとたまりもないッ!!
一時的にやや南の勇者たちも魔王軍へ矛先を変え、魔王城は8割まで耐久度が減り。
さらに設備が半壊するという状況に陥った。
「ああ、勇者たち・・・君たちは最高にクールだ!!」心の中で称賛しながら見守る事数分後、
魔王軍は、勇者を蹴散らした(⦿_⦿)オイ
画像を見てほしい、これは修理妨害に飛び込んだ勇者を灰にした魔王軍の姿だ。
ざっと見ただけでもたった一人の勇者に5名以上が飛びついた痕跡がある、なんと恐ろしい軍団か。
そしてやや南の勇者たちも再度、北の城へ戻ってしまった。
さらに時間が進み10分後・・・
魔王城、完全復活。 (⦿Д⦿)
魔王軍に押し寄せる勇者が減ったことで破壊された設備は元に戻り、
魔王軍 農業地帯管理員の慣れた手つきで損壊した魔王城は完全に復活した。
北の勇者たちは、やや南勇者に襲撃を受けており彼らの攻撃は期待できない。
城が復活した魔王軍は大量の兵を率いて超南にある勇者の城へ進軍した。
ああッ!魔王軍の進軍を誰か止めてくれぇぇッ!!(˃Д˂)ネレネェェェッ!!!
一騎打ちとなった魔王軍はその圧倒的な戦力により超南にある城を瞬時に焼き払った。
残る勇者は北とやや南、彼らが手を取り合わなくては魔王軍の撃退はままならないッ!
頼む!1秒でも早く魔王城を攻め落として寝させてくれッ!!
祈りは、届いた。
やや南の勇者たち、魔王城へ進軍開始 (ง’ω’)งイイゾォ!
争っている場合ではないと気づいたやや南の勇者たちは魔王城に駆け付けた。
精鋭の北勇者たちを相手にしながら、やや南勇者たちを同時に相手取る事は魔王軍といえども容易ではない。
しかし北の勇者城はやや南の勇者たちによる損害を受けており、既にその耐久度は数割だった。
つまり、希望はやや南の勇者たちに託されたのだ。
そして魔王軍司令部より、
やや南の勇者たちが付近の崖上に設置したセーブポイント(不退)を破壊しろとの命が下る。
クソォ!体が勝手に!(˃꒳˂)トマレェェ!!
セーブポイント(不退)には既にブルドーザー氏が到着しており、
巨大な魔獣(象)を使って破壊活動を始めていた。
周辺にいるやや南の勇者たちが魔獣(象)を攻撃しているので
ドンゴウロスは勇者たちを炎で嬲り殺していった。
クソゥッ!止まれッ!止まるんだッ!このままでは魔王城が落ちることはないッ!!
祈れば祈るほど周辺の勇者を倒すペースが早くなっていき、
ようやく力尽きた直後にはブルドーザー氏がセーブポイントの破壊を完了した。
そしてやや南の勇者たちはさらなる試練を強いられる
北にある勇者の城が、落ちた (⦿_⦿)…
これは即ち、少数で圧倒的な戦力を誇る魔王軍を相手にしなければならないということだ。
魔王城は完全に復活しており、もはや勇者たちの勝機はごくわずかとなっていた。
そして・・・
魔王軍による、やや南勇者の蹂躙が始まったッ!!(˃Д˂)ネムイ-ッ!!!
その兵力差は圧倒的、最強の魔王幹部再臨に加え兵の数は最大。
勇者が城で復活した直後に大量の魔王軍が襲い掛かり、気が付いた時には既に仕留められている。
なんとも惨たらしい戦場を眠気で閉じかけたこの目でたしかに見た。
そして数分後・・・
魔王軍(Bounder)が、ハスラ崖を制圧した。
何という事だろう、いつもは2タゲ3タゲを受け手も足も出ない彼らは
条件が整った瞬間長時間の拠点戦ができる集団へと変貌したのだ。
なぜ今日に限って・・・というのは倒れていった勇者たちに失礼なので、考えないことにした。
そして魔王軍はさらなる領土拡大をもくろみ、次の地へと去っていった。
■戦って頂いた全ギルドの方々へ
今回はいつもと比べてとても長く拠点戦ができ、楽しい時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました!
また他の拠点で戦うことになった時はさらに白熱した戦いができたらいいなと思います(⁎˃ᴗ˂⁎)